自分でフロアコーティング出来る?上手く塗る為の注意点と道具や手順を調べてみた!

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フローリングのフロアコーティングは自分で出来る?!費用目安や施工手順、DIYの注意点を調べてみました!

フローリングの表面を保護して傷や劣化から守ってくれるフロアコーティングは業者さんに依頼すると結構高額ですよね。

ですが、やはりプロの施工は仕上がりが全然違います!業者さんに依頼するのはカンタンですが、実は自分でフロアコーティング出来たらどうでしょう?

今回は出来るだけフロアコーティング費用を抑えたい方必見!!

費用目安や施工手順・DIYの注意点を丁寧にお伝えします。

 

目次

まずは「フロアコーティングってなに?」・・・

フロアコーティングとはフローリング材の表面の保護を目的とした溶剤を塗布することを言います。

コーティングは塗膜が硬いため、摩耗しにくく滑りにくい、耐久性に優れている点が最大の魅力になります。

耐水性に優れ、傷や熱にも強く耐用年数は十数年から場合によっては20~30年もあると言われています。

昔はフローリングの表面保護にはワックスが定番のアイテムでしたが、ワックスは耐久性が低く、年に一度・二度の塗り直しが必要で手間が掛かりました。

その点、フロアコーティングは一度塗ってしまえば、後はカンタンなお手入れ(硬く絞った雑巾や乾いた雑巾での拭き掃除)で長い間のメンテナンスフリーが約束されます。

『業者に依頼した場合のフロアコーティングの費用目安』

フロアコーティングには主に4種類ありますが、それぞれの耐用年数と費用目安をみてみましょう。

フロアコーティングの相場
  • UVコーティング:20~35万円(耐久年数20年以上)
  • シリコンコーティング:15~22万円(耐久年数10~20年)
  • ウレタン塗装コーティング:17~25万円(耐久年数3~10年)
  • 水性ウレタンコーティング:7~12万円(耐久年数3~5年)

◎最も耐用年数が長いUVコーティングでは200000万〜350000円も掛かります。少し高い様にも感じます。

◎水性ウレタンコーティングで70000円〜ですが、3〜5年の耐用年数でしょうか?

やはり耐用年数が長い方のコーティングを施したいけど、この費用を考えると、何とか自分で出来ないか?と考える人も多いことでしょうね・・・

「フロアコーティングは自分で出来る?!」

ワックスの場合、ホームセンターなどでワックス剤が売っているので、ご自分でされる方も多くいらっしゃると思いますが、フロアーコーティングはまだまだ自分でされる方は少ないかも知れません。

なぜなら溶剤の専門知識や塗布の技術がないと仕上がりにムラが出てしまいコーティング剤が持つ耐用年数を引き出す事も難しいからです。

また、コーティング剤を塗布していくには専用の道具をそろえる必要があります。

他の作業で使ったものを再利用するのは塗りムラの原因になるのでおススメしません。

★市販のフロアコーティング剤・・・

市販のフロアコーティング剤はウレタンコーティングかガラスコーティングのものが多く販売されています。

ガラスコーティングの方がDIYでも扱いやすいでしょう。

商品購入時の注意点はコーティング剤と書かれていても実際はワックス樹脂である場合がありますので内容を良く読んで選びましょう。

 

必要な道具をそろえよう

フロアコーティング剤は一度塗布すると剥離が出来ないため塗っていく前に現状の床をキレイにする必要があります。

新築物件であっても施主がコーティングを希望しない場合は基本的に引き渡し時にすでにワックスが掛けられている事が多く(水性ワックスで艶を統一する事によって細かい傷や補修跡を誤魔化せるからです)コーティングをする為にワックスを剥がす作業からスタートしなければなりません。

《下 準 備 用》

掃除機、雑巾、中性洗剤、ワックス剥離剤、フローリング補修キットなど・・・

・凹みや大きなキズが気になる場合はホームセンターに売っている補修キットで先に補修しておきましょう。

《フロアコーティング塗布》

養生、コーティング専用モップ、小手バケ、フロアコーティング材料、コーティング用バケット

 

フロアコーティングをするまえに・・・

家具を移動させて何もない状態にしたら、早速コーティング剤を塗っていきましょう!と行きたい所ですが・・・先ほどからお伝えしましたがコーティング前の最も大切な事!!それは ”ワックスはがし” ハクリです。

・実はワックスを剥がす作業が最も大変で最も重要です。

完璧に剥さないとコーティング剤を塗った時にかなり違和感が出て目立ちます。

汚れやワックスが残っていると耐用年数にも影響しますので時間をしっかり掛けて丁寧にきちんとワックスを剥がしましょう。

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フロアコーティングの施工手順

① 家具の移動を行い、床のゴミを掃除機で吸い取り中性洗剤で皮脂や油汚れをきっちり落とす。

巾木の汚れやゴミも掃除しておく。

② 水拭きを行いしっかり乾燥させる。

③ ワックスを完璧にはがす。(ハクリ剤で汚さない為に敷居からにじみ出無い様にしっかり養生を行う)

➃ 水拭きを2~3回行い、しっかり乾燥させる。

⑤ フローリングの表面のキズや凹みなどを探して補修する

⑥ コーティングをしない所、汚れては困る所を養生する

⑦ 施工のスタンバイをする。専用モップ・小手ハケ、を用意してバケットに材料を入れる。

⑧ 塗り始めは窓際・壁際の巾木回りのモップが塗りにくい所を小手ハケで先に塗り、モップに持ち替えコーティング剤を均一な厚さに気を配り塗りながら入口方向に逃げて来る。

⑨ 二度塗りが必要な場合は乾燥後、二回目の塗布を行う。

⑩ 完全乾燥に必要な時間(日数)を置き完成!!

しっかり計画を建てて余裕をもってトライする事が大切!

◎DIYでのフロアコーティングの注意点・・・

DIYでのフロアコーティングを成功させる為には、いくつかの注意点があります。

適当に何となく塗り始めてしまうと、時間と材料をムダにした結果(汗)や(涙)になり業者さんに「やり直してください・・・・・(号泣)」と泣きつくはめに・・・そうならない為にも「DIYでフロアコーティングをしてみよう」と思ったらしっかり準備して時間をかけて取りかかりましょう。

・専用の道具をそろえる。

・ワックスを完璧に剥がす。

・フローリングのキズや凹みをしっかり直す。

・掃除は念入りに!ちょっとしたゴミやホコリが残っていると美しい仕上がりになりません。

・コーティング剤は素早く丁寧に塗ること。

・完全硬化するまで絶対に部屋に入らず、しっかり乾燥させること。

 

 

 

◎不安な場合は ” 迷わず専門業者さんに頼みましょう ”

 

フロアコーティングを施す為の注意点と道具や手順のまとめ

フロアコーティングはワックス塗布と比べると正直高額になりますが、ワックスは年に1~2度は塗り直しが必要でフロアコーティングを塗布するのと同じぐらい手間と時間が掛かりまし、それを何年間も繰り返さないといけません。

長い目で見た場合、毎年の苦労を考えると施工したらお手入れだけで何十年もメンテナンスフリーのフロアコーティングの方が労力・人件費も含め断然お得なのかもしれませんね!

 



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