東京電力福島第1原発2号機原子炉建屋にて東京電力は13日、3階の一部より水が建屋内に約25トン漏れ出たとの試算を明らかにしました。
東電によると、9日に5階にあるタンクの水位低下が確認された。現場の線量が高いため遠隔操作ロボットを使って調べたところ、3階の一部で水が漏えいし、排水口を通じて地下1階に流れ込んでいるのを確認した。タンクの容量などから、漏水の量は最大で約25トンと推計している。建屋外への漏水は確認されていない。10日朝以降、地下1階の水位は上昇しておらず、漏水は既に止まったとみられる。今後もロボットを使った調査を続け、漏えい場所を特定した上で修復方法を検討する。復旧のめどは立っていない。
福島民有Netより引用
地下1階の様子
漏水した量は最大で約25トンと推計している
出店:HNK NEWSより
心配される現状ですが調査のために冷却ポンプは停止しているものの、核燃料プールの水温は46度程度にとどまり制限値の65度には達しない試算をしているようです。
東電は調査のため、タンクにつながる使用済み核燃料プールの冷却を停止している。13日までに、安全対策として冷却ポンプを待機状態にした。想定を超える水温上昇などが確認された場合には、冷却ポンプの運転を速やかに再開する。16日にはプールに水温計と水位計を設置し、監視体制を強化する方針だ。
プールには587体の使用済み核燃料が保管されている。東電は冷却ポンプの運転停止を続けても、プールの水温は最高で46度程度にとどまり、運転上の制限値である65度には達しないと試算している。
福島民有Netより引用
台風などの接近も含まれる中、今後の復旧に向けての東京電力の原因究明に対する心配されています。
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