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強い台風14号、週末に本州接近へ
近畿南部や房総で大雨のおそれ
情報は 2020/10/08 16:21更新 ウェザーニュース公式サイトより
10月8日(木)15時現在、強い台風14号(チャンホン)は九州の南東の海上を北に進んでいます。鹿児島県や宮崎県などが風速15m/s以上の強風域に入っています。
この先台風は四国の南へ北上し、明日9日(金)からは進路を北東に変え、本州にかなり接近するおそれがあります。今後の情報に注意してください。
▼台風14号 10月8日(木)15時
大きさ階級 //
強さ階級 強い
移動 北 15 km/h
中心気圧 970 hPa
最大風速 35 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 50 m/s
11日(日)朝にかけ西日本や東日本に接近
その後、進路を北東に変えつつ紀伊半島沖から東海沖へ進み、10日(土)から11日(日)朝にかけて東日本にかなり接近、または上陸するおそれがあります。
台風の中心が接近した場合、雨風ともに強まり荒れた天気となるため警戒が必要です。
紀伊半島や房総半島で大雨のおそれ
8日(木)時点のウェザーニュースの予測では、11日(日)9時までの3日間(72時間)の総雨量は、紀伊半島南部では300mmを超えるところがあり、関東でも千葉県などで200〜300mmの雨が降る可能性があるとみています。これに加え、台風の進路が北寄りとなった場合には台風本体の活発な雨雲がかかり、紀伊半島南部や伊豆諸島、房総半島などで総雨量が500mm近い大雨となることも否定できません。土砂災害や河川の増水などに警戒してください。
暴風の影響は進路次第
台風は四国沖から徐々に勢力を落とし始めるため、暴風域に入るのは紀伊半島南部、伊豆半島、伊豆諸島、房総半島などが中心とみられます。
ただ、台風の進路が北寄りとなった場合には台風の暴風域に入る地域が増え、都市部でも瞬間的に30m/s以上の暴風が吹くおそれがあります。停電などに警戒が必要です。
わずかな進路の違いでも影響に大きな差
明日9日(金)にかけての転向の状況次第で、その後の進路予報がより正確になる見通しですので、引き続き最新の予報を確認するようにしてください。
Joint Typhoon Warning Center (JTWC)米軍・進路予想
関東・遅延情報
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風14号の名前「チャンホン(Chan-hom)」はラオスが提案した名称で、木の名前が由来です。
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